■デービッド・メイスター David Maister
プロフェッショナル・サービス・ファーム(PSF)のマネジメントに関する世界的権威。25年にわたって世界中のPSFのコンサルタントを務め、戦略やマネジメントのさまざまな問題を扱ってきた。トム・ピーターズが「PSF経営の師」として賞賛するほか、マッキンゼー、アクセンチュアなど世界中のコンサルティング会社に数多くの信奉者をもつ。
『エクセレント・カンパニー』の著者、トム・ピーターズは次のように言う。
- 「プロフェッショナル・サービス・ファームはいかなる業種においても明日の組織としての最良のモデルだ。こうした企業について理解しようとしたときには、デービッド・メイスターの右に出る者はいないのだ。」
- 「PSFについての研究はあまりなされてこなかったが、師と仰ぐべき人がいる。デービッド・メイスターだ。」
- 「PSFはすべてだ!」(The PSF is everything!)
略歴
イギリス生まれ。バーミンガム大学で数学、経済学、統計学の学士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでオペレーションズ・リサーチの修士号、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)で博士号を取得。1979年から85年までHBSで教授を務めた後、独立してコンサルティング会社を設立。現在は、40%の時間を北米でのコンサルティングや講演に費やし、35%をヨーロッパ、25%を残りの地域で使っている。
メイスターはボストン在住で、世界各国のPSF経営者へのアドバイザーとして活躍している。日本では、これまでも2冊の著作が紹介されてきたものの、一部の業界に関心がとどまっていた。同氏は2009年から知識リーダーシップ綜合研究所(略称:知識綜研)のアドバイザーを務めており、本書を契機に活動や考え方の広がりを期待したい。
2009(c)禁無断転載 本ページはDavid Maisterの許可を得て紺野登及びKIRO (http://www.knowledgeinnovation.org)が『脱「でぶスモーカー」の仕事術』のために制作しました。